体幹(たいかん)ってなに?

体のあたまと左右の手足を除いた部分、つまり胴体の部分です。
単に力を入れて「固める」のではなく、安定して大きく動かせる「強さ」が大切です。
体幹が安定することで、「走る」、「止まる」、「跳ぶ」、「投げる」といった運動能力が高まるとともに、ケガをしにくい体づくりにつながります。

なぜ体幹(たいかん)トレーニングをするの?

・怪我をしない、ずっとバスケットボールを続けられる体をつくるため
・バスケットの基礎的な技術(ステップ、パス、ハンドリング、ドリブル、ディフェンス、リバウンドなど)が上手になるため
・ 基礎的な運動能力を高めて、走る・止まる・回ることや思うように体を動かせるようになるため

どうして体幹(たいかん)が大事なの?

① 自分の姿勢を支えるため
体幹が弱い子は座っている姿勢、立っている姿勢が悪いです。それは体をきちんと支えていることができないからです。
低い姿勢・構えを取り続けることができないと、相手に簡単に抜かれてしまったり、一歩出遅れてしまったりします。
② 強くて速い動きをするため
パスをしたりシュートをしたり、カットインやフェイクをする動きを思い出してください。
手足の動きが目立ちますが、体幹がぶれてしまうと体が逃げてしまったり、反応が遅れたり、相手に動きを読まれてしまいます。手足の力強い動き、速い動きを生みだすのは、体幹の働きです。
③ 体を安定させて相手に負けないため
動きの大きい手足の動きに目がいきますが、体幹が弱いと速いパスやシュートの時に体がブレて入りにくくなります。
ディフェンスやリバウンドをするためには、体幹のひねりや安定が不可欠です。
体幹が弱い子は相手と体が当たった時に負けてしまったり、踏みとどまれなくて相手に抜かれてしまったり、リバンドで高くジャンプできなかったりします。

体幹が弱い子は体が大きく揺れてしまって、足の捻挫などの怪我もしやすいです。 相手にすぐ抜かれたり、シュートが入らなかったりしたら、試合でも活躍できません。
アメリカのNBAなどで活躍している選手は、小さい頃から徹底的に基礎練習と体幹のトレーニングをしています。(日本の選手の10倍以上は時間をかけて練習しています)
上達してかっこいいプレーができるようになるためにも体幹をしっかり鍛えよう!!

ケガをしにくい体、大好きなバスケを続けていける体づくり

体幹トレーニングをはじめとした基礎的な体づくりは様々なスポーツ・運動において基本となります。
また、スポーツに限らず体が健康に発育していくため、将来の健康トラブル予防にも重要です。

小学生の時期は体の基本的な運動が発達する時期であり、脳と体のつながりができていく時期です。
筋力トレーニングなど力を強くすることを早期から行うと、力に頼った動き方になり、全身を上手に使うことや柔軟性などを欠いた体になります。
大人と同じトレーニングではなく、色々な刺激を体に入れてあげること、正しい動きを繰り返すことが大切な時期です。
また、一人ひとり成長の段階や速度は異なりますので、それに合わせた指導、見守りが大切です。

体幹トレーニングの成果

倉北M.B.Cでは、H28年の冬から練習に体幹トレーニングを取り入れ始めました。最初は自主練習の日に行っていましたが、その必要性からH29年の夏頃より日曜日の本練習の中に組み込みました。
一口に体幹トレーニングと言っても様々な内容があり、子供達に必要な運動要素も異なります。また、小学生のうちから闇雲に筋肉だけをつけるなど、偏ったトレーニングは体の成長にそぐわないものなりやすく、力だけに頼るといった本当の意味での運動能力の向上には結びつきにくく、将来的にもデメリットの多いものになります。
そのため、トレーニングメニューは、理学療法士、ファンクショナルトレーニング等のトレーナーが、子供達が自分たちでも取り組める内容を基本に作成し、練習時に大切なポイントについて指導を受けています。
姿勢や構え方、このトレーニングはバスケットの動きにどのようにつながるのか、など意識することや注意することを知って行うかどうかでトレーニングの質・結果は大きく変わってきます。
開始当初、走る・止まる・回る動きにおいて、体が大きく振られてしまい、不安定な子供が多かったことから、しっかり踏ん張り、ブレずに体を支えられることをテーマにトレーニングを行いました。
半年に1度、トレーニング効果と今後の方向性を確認するため、総合的な運動機能のチェックを行っていますが、半年〜1年のトレーニングで、安定性は向上し、それによりストップ&ゴーの切り返しが速くなり、動きのスピードも向上しています。(運動機能チェックについては別途参照)
現在は、安定性の向上と共に、アジリティ(敏捷性)の向上に向けたプログラムを行っています。